桜の木が何本か消えていた

 

 

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Camera sony rx100m3

 

いつの間にか桜はほぼ満開で、三月ももう終わる。
やっと桜の写真が撮れた。朝すごく天気が良くて、今撮らないと!という気持ちになった。
去年も撮った近所の公園で。本当に近所の公園って感じの場所で、犬の散歩がてら花見をしている人が数人いた。
近所ではあるけれど普段通らない方面にある公園なので久しぶりに歩いたら、知らないうちに去年まであった桜が数本消えていた。
場所は違うけれど、去年プラスチックレンズで撮ったらすごく良くて来年も撮ろうと決めていた桜も伐採された。
もうあの桜たちは撮ることができない。二度とあの風景は撮ることができない。そう思うとすごく寂しい。いつまでもありそうでないものはいくらでもあるのだと実感した春の始まりだった。
写真を撮る意味というのは人によって違うだろうし、かくいう私は特に大層な理由なんかないのだけれどこういうことがあると撮っておくって大事なんだなと。
近所で好きだな、と思っていた場所がここ数年形を変えることが多い。これからどんどん私が好きだった場所を知る人が減っていく。知っていても忘れてしまうことだってある。
いつか私が撮った何気ない写真を見て懐かしいと思う日が来るだろうか。写真を見てこんな景色だったのだと思い出す日が来ればいいなと思いつつ。

 

そんな感じ。